2010年12月30日木曜日

終わり


今年も終わり。
長いようで、あっという間の一年だったなどと、ありきたりな感想を、思い浮かべた自分に腹が立ち、あっという間の様な感じもしたが、意外と長かったんじゃないか、と思うことにした。


毎年恒例の忘年会を、今年から始めることにした。
記念すべき第一回目は、我が家で行われた。
狭い家の中に、
大先輩、
先輩、
ほぼ同期、
後輩だけど芸歴は先輩、
後輩だけど人生の先輩、
大後輩
が集まった。
僕を入れると七人。
座れないので、仕方なく『立食パーティー』となった。


各自が、
自分の生まれ年のワインを持ち込み、
チーズをフォンデューしたり、
リッツにオンしたり、
スパゲティをパスタにしたり、
お米をリゾットしたり、
ストーブを暖炉にしたりと、
大オシャレだ。


最初の五分は、
その雰囲気にピッタリな、ジャケットやスイーツの話で盛り上がったが、
残り三時間は、
今年の反省、
日々の苦悩、
漠然とした将来の不安、
世間の冷たい目、
糖尿病や痔についてなど、
大いに涙した。


皆さんの涙が枯れたところで解散。


残ったものは、床に大量にばらまかれたリッツのカスと、汚れた食器たち。

よし来年は和民にしよう。


皆さん今年一年ありがとうございました。